志学、而立、不惑、知命、耳順、従心
ってありますよね。
『論語』為政篇、孔子が自身の生涯を語ったことば――
吾十有五にして学を志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。
五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)う。
七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず
――から、一五歳を志学、三〇歳を而立、四〇歳を不惑、五〇歳を知命、六〇歳を耳順、七〇歳を従心と称する。
志学/而立/不惑/知命/耳順/従心(シガク/ジリツ/フワク/チメイ/ジジュン/ジュウシン)とは - コトバンク
15歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳のそれぞれが熟語で称されてます。
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なぜ15から30に跳ぶ。
別に孔子に文句を言う気はさらさらないです。
ないですが、齢21の自分は一体何なのだろうと不思議に思うわけです。
15歳から30歳までの15年間は学を志していればいいのだろうか。
それとも立つ準備をすればいいのだろうか。
20代がまるまる入った結構重要な15年間な気がするけど、孔子さんはどうやって過ごしたんだろう。
21世紀になってもなお語り続けられる言葉と、私に大きな疑問を残した紀元前の彼に思いを馳せつつ考える。