4月からバレーボールをやっている。
中学・高校では卓球部で、バレーは全くの初心者。
始めたばかりの時は、ただボールを追いかけることに必死だった。
レシーブが好きなのでポジションは後ろをやらせてもらっているのだが、サーブが来て、綺麗にセッターに返せるとそれだけで嬉しく。
さらにそれを仲間がスパイクで決めてくれるともっと嬉しく、楽しくなった。
そんな風にバレーに親しんでるうちに3ヶ月も経つと、いろいろなことが見えてきた。
まず経験者のスキルの高さ。
スパイクで、サーブで、なぜ人間の手からあんなピストルのような球が出るんだ?
卓球ならまだわかるけど、あんなに大きい球でもあんな速さになるの?
そしてみんないつ相手コートみてんの?
セッターの、味方にトスをあげずに直接相手コートに落とし返すやつ(名前がわからない)、
ホークアイでも持ってるの?
あときつい球を拾うときに足が出ないのすごい。
テレビなどで観ていただけではわからない、やってみた今だからこそわかるすごさがあった。
それと同時に、周りを見れるようになって、自分の下手さも実感するようになった。
あそここう返せたらな、こう動けたらな。
他の人との差がよく見えるようになったことで、できないことをはっきりと自覚するようになった。
また、試合形式では点数を見れるようになった。
前までは「えっ!もうゲームセット!?」と光の速さで終わっていたが、こまめに得点板を見れるようになって試合状況がわかるように。
そのため、ここ一番のときは
「私のとこに来るな私のとこに来るな」
と念じるようになってしまった…(だめですね…笑)
そういうことが増えて、ようやくちゃんと、「自分のできなさ、無力さ」を知ったのだと思う。
そしてある意味、やっとスタートラインに立ったんだなと。
大学4年にもなると、生活にも慣れて日々の行動パターンが同じになってしまう。
なのでバレーを通じて、自分が一から教えを請うことのできる立場になって、新しい発見をして、刺激を受けるのがすごく楽しい。
そういう意味でも、「バレーボール」という挑戦をしてよかった。
話は逸れたが、今回の話は「無知の知」バレーボールver.ということで。
さ、おもしろくなってきたな!