昨日、3月1日から本格的に2020卒の就職活動が始まった。
街を歩いていても、カフェに入っても、私と同年代の人がリクルートスーツを着ている姿をよく見かける。
就活をしていない者の戯言でしかないのだが、この国の、同学年が一斉に就職活動をするというのは不思議だ。
皆3年前に大学に入学し、その3年間でしてきたことは本当に人それぞれだ。
なのになぜ全員がまたスタートラインを揃えるのだろう。
まだ大学のうちにやってみたいことはあるけれど、とりあえず時期が来たから就活をする。きっとそのような理由で動いている人も多いのではないだろうか。
企業側もしかり。やっている事業はそれぞれ異なるのだから、採用だって独自のスケジュールで行っていいのでは。
実際にそのような企業が増えているから就活ルール廃止の運びとなったのだろう。
一方で、そうなると学生側は「就職のための大学生活」という側面も強くなる。企業が大学1年からインターンなどで囲い込みを始めれば、学生だって焦る。
早いうちから社会とつながるのはよいことだと思うが、個人的には友人から聞いた「大学は人生の夏休み」という言葉も好きだ。
数年後の就職にとらわれて、やりたいことができなくなったら寂しいなと思ってしまう。
書いてたら世界各国の就活についても興味が出てきた。詳しく調べてまとめてみよう。